肌ケア

にきびをつぶしてしまって痕が残ったのですが治療できますか?

にきびはお肌に凹凸ができてしまったり、悪化すると広範囲に広がってしまう場合があります。
どうしてもできてしまうと気になってしまう人が多く、手で触ってしまって潰してしまう人もいます。

にきびは潰してしまうとにきび跡ができるから、潰してはいけないと注意されることが多いです。
潰すつもりがなくても触っていたらつぶれてしまう場合もあれば、故意に潰してしまう人もいます。
故意に潰してしまう人の中には、つぶして中の膿を出したほうが早く治ると思っている人もいます。
にきびを潰すということは、肌の細胞を傷つけるということになるので、にきび跡になるかもしれないというリスクを背負うことになります。

にきびを潰してしまってにきび跡が残ってしまった状態は、3種類に分かれます。
まずはにきびの部分が赤く晴れた様になっている場合です。
この状態は最も症状は軽く、清潔に保っていれば、数週間で赤みが引くようになります。

二つ目はにきびを潰した後、赤紫っぽくシミのように数カ月から一年にかけて残っている場合です。
このような状態は、肌の細胞が色素沈着してしまっているため、普段のお手入れでクレイになるにはとても時間がかかってしまいます。
なのでレーザー治療などで治療が簡単に行うことができます。

三つ目は、にきび跡が凸凹にできてしまい、クレーターのような跡が残ってしまっている場合です。
このような肌が一番にきび跡を治すのが困難だといわれています。
肌の奥のほうにある真皮の再生も同時に進行しながら治療が必要になります。
そのため時間や費用の負担が多くなってしまいます。
治療法としてはレーザー治療が主になります。

にきび跡に状態によって、肌の治療は異なります。
ただし共通して言えることは、早い段階で治療を行うことが大事です。
またにきびを潰す際には自分で潰すことだけは避けましょう。
皮膚科の医師によって専門的な器具を使い清潔な状態で治療をするようお任せしましょう。

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